強い刺激のオナニーには要注意

強い刺激のオナニーには要注意

マスターベーション(オナニー)を「間違ったやり方」で、強い刺激による快感を得てしまうと、それ以外のやり方で性的興奮が得られなくなってしまうことがある。

強い刺激とは、手で強くペニスを握ってこすったり、机の角や床にこすりつけたり、うつぶせ状態でペニスに体重をかけて刺激したりして行う場合のこと。こうした刺激に慣れてしまうと、本来射精するべき女性の膣内とはまったく異なる感覚のため、イザ、女性とセックスしたときに「気持ちいい!」と思えなくなってしまうのだ。つまり、イケなくなる。

もちろん、何を「オカズ」としているかにも、注意しなければならない。昨今、男子のマスターベーションの「オカズ」は動画が主流となっている。たとえば、雑誌の袋とじヌードグラビアを破くときのドキドキ感だけで、股間が爆発寸前になるようなピュアな男性は、ほぼ絶滅危惧種であろう。これは、精子力の面からすれば、便利になりすぎた故の不幸な時代であるともいえる。

画面の向こうでは、「なんでこんな娘が、こんなコトしちゃうの!?」というような可愛い女の子が、勝手に脱いで、股をひらいて、あれこれやってくれて、こっちはただ、片手を動かしているだけで快感を得られてしまうのだから。若い世代の男性が、わざわざ生身の女性をデートに誘って口説いて、ベッドに持ち込む一連の行為を楽しいことというよりも、面倒くさいことと思っている現実は、この国の生涯独身率が急増していることと、決して無関係ではあるまい。また、AVの影響で生身の女性とセックスをしても「膣外射精しかできない」という男性も増えているのだ。

こうした男のマスターベーション問題は、もちろん、パートナーにとっても深刻な影を落とす。男性が射精に至らないまま終わってしまうセックスが何度か続けば、当然女性からすれば、「私じゃ気持ちよくないの?」と人知れず悩むことになる。ましてや、子どもを望んでいるのに、いつもセックスがうまくいかないとしたら……。

ED(勃起不全)なら昨今、バイアグラやシアリスなどの治療薬でほとんど解決できるが、射精障害の根はもっと深いので、悪いマスターベーションのやり方には気をつけて欲しい。